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  コンパクトカーの良いところ・いろいろ2

ボディーサイズの面では、コンパクトカーは適度なコンパクトさがポイントです。
軽自動車やiQといった、より小さなクルマと比べると、ボディーサイズや小回りの良さでは不利です。
特に、軽自動車より巾が広いので、狭い所でのクルマの行き交いの際には、かなり不利になってしまいます。

とはいえ、他の大きなサイズのクルマに比べれば、コンパクトカーのボディーサイズや小回りの良さは、大きな利点といえるでしょう。
特に、狭い道が多い日本の道路では、コンパクトカーのボディーサイズは有利な場合が多くなります。
ただ、巾は5ナンバーサイズいっぱいのコンパクトカーが多いので、小ささを過信しすぎると、接触してしまうこともあります。
ボディーサイズにおいては、コンパクトカーは、適度な小ささが良くも悪くもポイントなのです。


室内スペースの面では、コンパクトカーはバランスの良さがポイントです。
軽自動車ほど狭くないので、室内の足元や巾の広さは、ある程度確保しています。
そして車高が高めなので、多くのコンパクトカーは、頭の上の広さも十分確保しているのです。

セダンと比べても、狭さを感じることはまずありません。
ハイブリットカーも同様で、内部の広さはコンパクトカーとほとんど同じなのです。
ただ、シートを広く設定したミニバンや最高級のセダンと比べると、内部空間の広さでは負けます。
とはいえ、これはかなり稀なケースといえます。
コンパクトカーは、クルマの中でも、バランスの良い内部の広さを確保しているといえるのです。


運転しやすさでは、コンパクトカーは適度なバランスがポイントです。
ボディーサイズと同様に、一般的な道路における運転のしやすさでは、軽自動車には負けます。
しかし、高速道路や長距離を走る場合になると、話は違ってきます。
高速道路や長距離を走る場合は、クルマの安定感やシートの快適さも重要となるので、軽自動車よりコンパクトカーが有利なのです。

セダンと比べると、視点の高さからくる周囲の見やすさではコンパクトカーが有利です。
とはいえ、高速道路や長距離ドライブでは、走行安定性やシートの作りの違いから、コンパクトカーはちょっと不利になります。

ミニバンやハイブリットカーと比べると、狭い道での運転ではコンパクトカーが有利です。
高速道路や長距離ドライブでは、ほとんど同等といえるので、全体ではコンパクトカーが若干有利といえます。
コンパクトカーは、狭い道から高速道路や長距離ドライブまで、バランスの良い運転のしやすさを確保している といえるのです。


走行安定性の面では、コンパクトカーは普通です。
軽自動車や背高いミニバンよりは、高速道路での安定性や、横風に対する安定感は有利なのです。
しかも適度に軽量なので、ミニバンより、止まりやすさやコーナーでの曲がりやすさも有利になります。
軽自動車と比べると、止まりやすさで不利で、曲がりやすさでは同等くらいです。

セダンと比べると、走行安定性では かなり不利になります。
安定して走行するためには、クルマの低さが大きなポイントになるので、高さが低いセダンに比べると、どうしても劣ってしまうのです。
とはいえミニバンなどと比べれば、コンパクトカーは適度な走行安定性を確保しているといえるでしょう。


安全性では、コンパクトカーは普通といえます。
衝突した際の安全性は、大きなクルマと同等の基準で作られているので、軽自動車より遥かに有利です。
ミニバンやセダンと比べると、さすがにボディーが小さい分、若干劣っています。
しかし、安全性は さほど大きな差ではありませんし、大きなクルマより止まりやすいので、事故に遭うことを防ぐ点では有利な部分もあります。
そこで、コンパクトカーの安全面では、軽自動車より かなり有利で、大きなクルマには若干劣るといえるのです。



コンパクトカーの良いところは、燃費やコストが最大のポイントです。
普通の作りで燃費が良いので、メンテナンスなども考えると、燃費やコストでは非常に有利なのです。
また、運転のしやすさや安全面でも、全体的に適度なバランスを確保しています。
他のクルマと比べても、特に良い部分は無いかわりに、特に悪い部分も無い為に、コンパクトカーは非常に使いやすいのです。
日常的に使うクルマとしてのコンパクトカーは、使いやすい上に燃費のよさも兼ね備えているところが大きな利点となるのです。



   


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