【Title】: そして明日の世界より― | 【ブランド】: etude | ||
【ゲームタイプ】:ADV | 【発売】: 2007/11/22 | ||
【属性】:姉系・妹系・同級生・幼馴染 |
【種別】:感動系・萌え系・純愛系 | ||
【スタッフ】 原画: 植田亮 シナリオ: 健速 主題歌:川田まみ(I've) 【体験版等】 メーカーサイト(etude)から OPムービー、体験版、主題歌等がDL可能 【Amazon】そして明日の世界より― |
【キャスト】 ■日向 夕陽: 安玖深音 ■日向 朝陽: 岡本あさひ ■樹 青葉: 青山ゆかり ■水守 御波: 夢緒さなぎ 【参考】 そして明日の世界より― 攻略 【デモ館】 そして明日の世界より― OPムービー |
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
【人気投票率】: 実施予定 | 【地雷投票率】: 実施予定 |
【レビュー】 | 【執筆】: プリンあらもーど さん | ||
【シナリオ】 | 【評価】: 90 点 | ||
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより 四方を海に囲まれたちっぽけな島。自慢できるものといえば輝く太陽と澄んだ青い海、生い茂る樹々の緑くらい。そんな変化に取り残された島に住む主人公は、いたって平凡な18歳の少年。 幼馴染でいつも元気な少女・日向夕陽、夕陽の姉で運動以外は完璧にこなす英語教師の日向朝陽、親友で悪戯仲間の樹青葉、病弱で大人しい転校生・水守御波と共に、島にある小さな学園に通い、運動会に海水浴、更には温泉堀りと騒がしくも平穏な日々を過ごしていた。 誰もがこの平穏で楽しい日々が、どこまでも、いつまでも、かわらずに続くものだと信じていた。そう、あの日までは――。 『この小惑星は秒速三十二キロメートルで大気圏に接触、僅かに大気表面を滑って軌道がズレた後に……地表に激突します』 突然の宣告――。残された時間は3ヶ月。訪れるのは世界規模の大災害。あまりにも唐突に訪れた世界の終焉に、混乱する人々。そんな中、何とか自分を保ち続けようと必至になる5人――。 果たして彼らは、残された僅かな日々の中で、何を想い、何を得るのだろうか? |
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(コメント) 「隕石が落ちてくる」というのを聞いて最初は映画の「アルマゲドン」みたいなのを連想したんですが、全然違いましたね。SFなストーリーではなく、突然突きつけられた自分の運命をどう受け入れるか、がテーマとなっており、自分も非常に考えさせられました。「泣き」要素はあまりありませんでしたが、随所に名言級のセリフも挿入されており、あらゆる意味で、「感動」しました。”泣ける話がいい話とは限らない”と誰かが言っていたような気がしますが、裏を返すと、”泣けなくても素晴らしい話はある”ということでしょうね。それがこのゲームにはピッタリ当てはまります。 <ネタバレ> 主人公は隕石衝突のニュースを聞いて、変化していく周囲の環境に戸惑いながらも最後まで諦めず頑張ろうとします。シェルター行きが決まってからも、それを喜んでくれる周りの人々への感謝、最後の時間を過ごす決意、ここまで主人公に感情移入できた作品は久しぶりです。 唯一ダメだったのが、主人公があまりにモテ過ぎる、という点でしょうか。実際の恋愛はそんなに甘くありません。そこだけリアリティが乏しかった。 <ネタばれここまで> 攻略可能ヒロイン数は4人ですが、長すぎず短すぎず、ちょうどいいウェイトのストーリーです。 物足りなくも飽きることもありません。 |
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【システム】 | 【評価】: 95 点 | ||
■システム(機能) ・Hシーン回想 ・CG回想 ・ボイスカット・個別調整 ・エフェクトカット・調整 ・メッセージ速度調整 ・オートモード・速度設定 ・未読スキップ ・クイックセーブ&ロード ・サムネイル(セーブ/ロード画面) ・ウィンドウモード(800x600) ■システム(コメント) 素晴らしいです。非常に快適にプレイできました。 一番の評価ポイントは、ヒロインがとても表情豊かだという点です。 一人につきポーズが3〜4、顔が3〜5設定されていて、セリフに合わせて仕草が変わる変わる(笑) こんなに女性が生き生きと表現されているゲームは、これしか無いんじゃないでしょうか。 設定モードもいいです。今までのエロゲにあったものを全部ひっくるめたような感じです。項目がこれだけあると、完全に自分好みの環境で楽しめますな。 あと、別にどうでもいい話ですが、ボタンをクリックしたときの「シャラララン」という効果音も気に入ってます。 なかなかユーザーの事を考えて制作されてます。楽しませていただきました。 |
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【サウンド】 | 【評価】: 80 点 | ||
ボーカルはI've sound担当。川田まみがふんわりと歌い上げてくれます。 作品に合った曲です。名曲か、と聞かれるとそうでもないですが、このゲームに使用さ れたからこそ輝くことができたのでしょうな。 で、BGMはというと、・・・残念ながらいたってフツウ。悪くはないんですよ。でも物足りず。 そんなにこだわる点ではないので別にアレですが、もっと曲の感じを強調したものにしてほしかったです。 |
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【グラフィック】 | 【評価】: 95 点 | ||
美しい。言うこと無しです(さっきから褒めてばっかりですね)。 このゲームをやるきっかけになったのも、パッケージのイラストを見て、「これだ!」と思ったからです。 タイトル画面になった瞬間、息を飲みました。引いたのは当たりくじでした(笑) グラフィックが美しくてダメなゲームはほとんどありませんからね。 原画は植田亮氏。4人のヒロインを個性豊かに書き表しています。この作画は結構好きです。最近の傾向には珍しく、楕円ではなく完全に丸い「目」で描かれています。そのため無理矢理な感じがなく、自然に仕上がっています。 また、上にも書きましたがヒロインが活発に表情を変えてくれます。立ち絵の質は一級品ですな。 ですが、これよりもっと感動したのが、背景画の美しさ。舞台であるこの離島の世界観は、間違いなくプレイヤーを魅了します。さらに、細かいところまで手を抜かずみっちりと描き込まれたCGの美しさは秀逸です。 イベントCG枚数は、・・・まぁコメントするほど多くはないです。 でも活発なヒロインの立ち絵のおかげで、この程度がちょうどいいのですよ。 |
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【実用関係(グラフィック、他含む)】 | 【評価】: 75 点 | ||
■実用(シーンの種類) ラブラブ ■実用関係(コメント) 純愛系エロゲとしてはこんなモノでしょうな。これで十分です。 逆にこれ以上増えると方向性も変わっちゃいますしね。 キャラが可愛いしグラフィックも美しいので、その意味での実用性もあるかもしれません。 抜くためのものではないですが、抜いてもいいんじゃないですかね。(笑) |
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【総評】 | 【評価】: 92 点 | ||
前半はほとんど褒めっぱなしのレビューになっちゃいましたね。でもそれだけ素晴らしいゲームです。 やる価値あり。お勧めです。 本当に大切なモノを探すストーリー、というのは結構ありがちな話ですが、主人公にはすごく感情移入できました。 ここまで臨場感があったゲームは初めてです。 皆さんも一度、自分の生活を見直して、大切なものを探してみてください。 もしかすると、明日にでも、隕石衝突のニュースを耳にするかもしれませんよ? |
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