では、マイホームの設備部分の工事現場を、自分でチェックする際のポイントを見ていきましょう。
設備については完成時にチェックすることが多くなります。
実際の動作については、電気や水道が使えるようにならないと、チェックできないからです。
では、マイホーム工事の設備関係で、工事途中に自分でチェックすべきことはあるのでしょうか。
設備工事の途中でチェックするべきポイントは、配管・配線廻りの断熱材や下地などの部分です。
配管・配線廻りの断熱材は隙間が開きがちなので、出来るだけ隙間を少なくすることが大切です。
また、配管などによって仕上の下地が弱くなっていると、そこからヒビ割れたりしますから、この部分のチェックも大切となります。
実際の配管や配線などについては、チェックすることは困難です。
そもそもプロが見ても、工事が雑な場合を除いて、悪い部分を発見するのは大変です。
配管や配線については、工事完了間際に通電・漏電のチェックや給水の漏れなどの公的なチェックが行なわれます。
ですから、実際につないである配管や配線部分については、さほどチェックの必要はありません。
マイホーム設備工事の、設備の実際の動作については、完了検査から実際に入居してからチェックすることになります。
完了検査で全てをチェックすることは困難ですから、入居したら設備関係の全ての機能を一度使ってみることが大切です。
もし不都合部分を発見したら、他にも不都合部分がないことを確認の上で、速やかに手直しを依頼しましょう。
トラブル部分を放っておくと、仕上材や構造材など他の部分を傷めることもあるので、早急な対策が必要なのです。
次は、完了検査です。
内装を見るポイント----------------------------------------------------------完了検査のポイント