マイホームの工事現場では、手にも注意が必要です。
何気ない動作が工事現場を汚したり、危険を増やすことにもなるのです。
まず、マイホーム工事の前半は、手をポケットに入れて歩くことは厳禁です。
工事現場には危険なものがいっぱいなので、手が使えないと転びやすくなりますし、もし転んだりした場合の怪我がひどくなります。
現場に慣れていない新人の設計者も、このポケットに手を入れる行為では先輩に注意されることが多いのです。
マイホーム工事の前半では、特に足元にいろいろなものが落ちているので、歩いたときに不安定になりがちです。
ですから、マイホーム工事の前半時期には、手を出して歩くことが重要なのです。
デジカメやメモ帳など手に持つものも、歩く時は手を使わず持ち運べるカバン等に入れておきましょう。
(現場に持っていくものが多い場合、肩掛けバッグや腰に巻くポーチが必須です。)
また、ざらざらの柱など、手を触れると怪我をしやすい場所も多いので、軍手をしていた方が とげ等は刺さりにくくなります。
軍手をはめると、手をポケットにも入れにくくなるので、一石二鳥です。
マイホーム工事が後半に入ると、今度は、壁などに手を触れること自体に対する注意が必要です。
工事が進んでくると、仕上に塗装や左官工事が行なわれることが多くなります。
塗装や左官工事は、工事を行なってから乾燥して固まるまでに時間がかかります。
そのような工事した場所が固まる前に手を触れてしまうと、手形がついてしまいます。
また、塗装を行なう前の木材(カウンターや窓枠など)なども汚れやすく、一旦汚れてしまうと、完全に綺麗にするのは難しいのです。
場合によっては、透明の塗装を不透明の塗装に変更せざるを得なくなります。
ですから、工事が進んで内装の工事に入ってきたら、手を触れる場所には特に注意が必要なのです。
(足でも同様ですが、床面の場合は保護してあることが多いので、それほど問題になることはありません)
マイホームの工事現場では、手についても気を配る必要があります。
特に、触れる場所によっては工事に支障が出てしまうこともありますから、工事現場では、足元だけでなく手にも注意が必要なのです。
住まいの現場は足元注意------------------------------------------------住まいの現場は工具に注意